2024年にデビュー30周年を迎えた英国出身のロックバンド・オアシス(oasis)。昨年、奇跡の再結成とともにワールドツアー「oasis live ’25」を発表した。2025年7月4日、イギリス・カーディフ公演を皮切りにツアーが開幕し、マンチェスターやロンドンなど各地で熱狂を巻き起こすなか、そのキャリアを象徴するライブ映像『オアシス|ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August』(4Kデジタルリマスター版)が劇場公開されることが決定した。

公開は2025年9月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国の劇場にて。本作は1996年8月11日にネブワース・パークで開催されたオアシスの2日目公演(DAY2)を完全ノーカットで収録したライブ映像作品。2021年のドキュメンタリー『オアシス:ネブワース1996』や、2024年に公開されたDAY1の『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース1996.8.10』とは異なる内容となっている。完全ノーカット、日本限定で世界初の上映となる。

1996年ネブワース。バンドの頂点を刻んだステージが4Kで蘇る

上映には、ソニーPCLによる高画質化技術「RS+(アールエスプラス)」を導入。4K画質へのアップグレードにより、当時の空気感や観客の熱気を活かしつつ、立体的かつリアルな映像と音響で再現している。スマートフォンもSNSも存在しなかった時代に25万人を動員したこのライブを、映画館という空間であらためて体感できる貴重な機会となる。

ネブワース公演は、2日間で25万人を動員し、チケット応募総数250万件を記録したオアシス史上最大規模のライブ。全チケットがわずか24時間以内に完売した。「Live Forever」「Wonderwall」「Don’t Look Back In Anger」「Champagne Supernova」など代表曲が次々と披露されたセットリストは、バンドが時代の中心にいたことを象徴している。

劇場公開の9月12日はオアシスが1994年に初来日した日であり、10月にはフジロック以来16年ぶりとなる来日公演が東京ドームで予定されている。映画は来日公演の “前夜祭” として、スクリーンを通してバンドの歴史を振り返ることで、最新のライブ体験への期待感をさらに高めてくれる内容になっている。

全スタジオ・アルバム7作と『The Masterplan』を収めたボックスセット『Complete Studio Album Collection』(8CD/14LP/輸入盤)

再始動にあわせて、オアシスのアルバム再発も続々と展開中。8月22日には全スタジオ・アルバム7作と『The Masterplan』を収めたボックスセット『Complete Studio Album Collection』(8CD/14LP/輸入盤)が登場。さらに10月3日には、『(What’s The Story) Morning Glory?』の30周年記念エディション(2CD/3LP/デジタル)がリリースされる。全シングル28曲を収録した『Time Flies… 1994–2009』のリマスター盤(日本限定2CD)も発売中だ。

『オアシス|ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August』(4Kデジタルリマスター版)

監督:ディック・カラザース
制作年/制作国:2021年/イギリス
上映時間:約112分
公開日:2025年9月12日(金)より全国ロードショー
劇場:TOHOシネマズ 日比谷 ほか
配給:カルチャヴィル
協力:ソニー・ミュージックレーベルズ

公式サイト

Edit:Tom Tanaka

SNS SHARE