アナログレコードのサイズは大きく分けて2つに分類されますが、その中でもいくつかの種類があり、見た目や回転数、収録時間、音質などがそれぞれ異なります。

大きいレコードは、大きさが12インチ(直径約30センチ)です。

代表的なのは、現在もっとも一般的に使われているLP盤。塩化ビニール製のレコードです。1分間に33 1/3回転で再生し、片面15〜20分ほど録音できます。LP盤が登場したのは1948年。それまでレコードのスタンダード(=Standard Play)だったSP盤に比べて、長時間録音(=Long Play)ができるため、LP盤と呼ばれています。

SP盤は、今から140年ほど前に発明された円盤型レコードの最初の方式です。回転数は78回転、収録できる時間は4〜5分程度。LP盤と同じ大きさですが割れやすい天然樹脂のシェラック製です。ちなみに、SP盤は12インチのものもありますが、当時は10インチ(約25センチ)が主流で、昔はLP盤も10インチで販売されていたこともありました。

片面に1〜2曲のみ収録する12インチシングル盤は、LP盤と同じ大きさですが回転数は主に45回転なので、音質を重視したレコードとして人気があります。

レコードの音質と回転数の関係については、こちらの記事で解説しています。

小さいレコードの大きさは、7インチ(直径約17センチ)。代表的なものにシングル盤、EP盤があり、その大きさからどちらも7インチ盤とも呼ばれています。

シングル盤は1分間に45回転で再生します。もともとはオートチェンジャーと呼ばれる複数レコードを連続して再生できるプレーヤーで再生する用途を想定して作られたため、真ん中に大きく穴が開いていることからドーナツ盤とも呼ばれます。LPに比べて収録時間は短いものの、45回転のため比較的良い音質が得られます。

EP盤はシングル盤と同じサイズのレコードに複数曲を収めたもので、こちらも1分間に45回転で再生します。LPよりは短いけれどもシングルよりは長い再生時間(=Extended Play)を目指した規格です。同じ7インチでも、33 1/3回転のものはコンパクト盤と呼ばれます。

さらに、ペラペラの素材で作られたソノシートという特殊なレコードもあります。ソノシートは7インチが主流ですが小型盤もあり、昔は雑誌の付録などに使用されていました。

レコードの種類と違いについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

Words & Edit:May Mochizuki

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