ラップと歌を自在に行き来するTokyo Galが、ビートメイカー/DJのDJ FRIP a.k.a BEATLAB、そしてラッパーのDABOとともに制作した新曲「Happy Feelin’s (feat. DABO)」を8月6日にリリースした。秋に予定されているアルバムに先駆けた第二弾の先行シングルとなる。

Tokyo Galは、10歳からゴスペルシンガーとして活動を始め、R&B、ジャズ、ヒップホップとジャンルを横断してきたバイリンガルアーティスト。その多彩な音楽的背景とリアルな体験をもとにしたリリック、柔らかくも芯のあるボーカルスタイルで注目を集めている。

そんな彼女がタッグを組むのが、都内クラブシーンで研鑽を積みながら多彩なビートを手がけるDJ FRIP a.k.a BEATLAB。昨年からの共作では生演奏を取り入れたグルーヴィなビートを通して、Tokyo Galの表現の幅をさらに押し広げている。

昨年からの共作では生演奏を取り入れたグルーヴィなビートを通して、Tokyo Galの表現の幅をさらに押し広げている

音に導かれた3者のセッション

「Happy Feelin’s」は、FRIPの軽やかで跳ねるようなビートに触発されて、自然発生的に形になったという。Tokyo Galは「歌のほうが得意だけど、このビートにはラップしたくなった」と振り返る。DABOもその場でリリックを書き上げ、即興性の高いセッションが展開された。

このコラボレーションに参加したDABOは、2001年にDef Jam Japanの第1弾アーティストとしてメジャーデビューし、日本語ラップ黎明期を代表するグループ・NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーとしても知られる存在。

そんなDABOは今回の楽曲を「ポジティビティの塊のようなビートで気持ちよくラップできた」と語っており、Tokyo Galのラップについても「跳ねてるような天真爛漫なフローは彼女の新境地」とコメント。Tokyo Gal自身も「とにかくラップしてて楽しかった。この曲にはたくさんの楽しい気持ちが入ってる」と話している。

ミュージックビデオは今月公開予定。さらに、Tokyo GalとDJ FRIPによるアルバムが今秋リリース予定となっている。今後の展開にも注目だ。

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Edit:Tom Tanaka

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