洗練されたボーカルセンスと、どこかアンニュイで透明感あふれる歌声で注目を集めるシンガー・REJAY(リジェ)。ふと日常から離れ、街の風景に身を置く時間は、彼女にとって大切なインスピレーションの源泉だという。
歩き慣れた街の佇まいと寄り添うプレイリスト、そして有線コードの先にある「音楽との親密感」について、等身大の言葉で語ってもらった。
風景と溶け込む、夕暮れの制作時間
今日は二子玉川の河川敷を音楽を聴きながら歩いていただきましたが、普段から散歩はよくされるんですか?
よく歩きますね。多摩川沿いもそうですし、外を歩きながら歌詞を書くことも多くて。家の中で煮詰まってしまった時は、いつも外に出て音楽を聴きながら言葉を紡ぐようにしています。
散歩をするお気に入りの時間帯はありますか?
まさに今日くらいの夕暮れ時が多いです。ちょうど制作がはかどり始める時間帯なんです。
今回、散歩場所として「二子玉川」を選んでいただいたのは何故ですか。
上京してからよく来る場所が二子玉川なんです。自転車でフラッと来たり、映画を観に来たり。今日撮影したような河川敷の草原や、川の近くで過ごす時間がとても好きで。実際、この街の空気感の中で生まれた歌詞や楽曲もたくさんあります。
ルーツにあるのは音楽に溢れた幼少期
REJAYさんの音楽的なルーツを教えてください。
本当にいろんなジャンルを聴いてきたのですが、行き着いたのはインディーポップやオルタナティブロックです。自分らしさや独自の色を大切にしつつ、ポップすぎない要素のある音楽に惹かれます。ルーツで言えば、ドミニク・ファイク(Dominic Fike)、フランク・オーシャン(Frank Ocean)、クレイロ(Clairo)あたりの存在が大きいです。
音楽を始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
音楽好きの父の影響で、幼い頃から家の中で常に音楽が流れている環境でした。小学4年生の時に、友達がギターを弾いている姿を見て「かっこいい!」と思って、私もギターを始めました。当時は日記代わりにノートへ自分の気持ちを書いていたのですが、そこにコードを合わせて歌い始めたのが、私の曲作りの原点です。
最初に「一曲作り上げた」と感じたのはいつ頃ですか?
構成を意識してちゃんと一曲完成させたのは13歳くらいです。当時はアコギ一本と声だけで作っていましたが、最近はベースやドラムも打ち込んで、DTMでデモを作り上げることが多くなりました。
有線イヤホンがもたらす「音楽との密着感」
普段はワイヤレスやワイヤード、イヤホンやヘッドホンなど、どういった要素で使い分けていますか?
その日の気分やシーンに合わせて選ぶ感じですね。
最近は日常的にワイヤードイヤホンを使う人が増えていますが、REJAYさんが考える「有線ならではの魅力」はどんなところですか?
ワイヤードイヤホンって、音を通じて「自分と繋がっている感覚」がすごく強いんですよね。耳とコードを通じて音楽が身体の一部になるような近さを感じられるのが魅力だと思います。あとは単純に、ファッションとしてもコードがある佇まいって可愛いですよね。その日のスタイリングの一部になってくれるのが好きです。
今回、オーディオテクニカのワイヤードイヤホン『ATH-CKD30C』を試していただきましたが、実際の使用感はいかがでしたか?
まず、耳にすっぽり収まるフィット感が魅力でした。夏場はヘッドホンだとどうしても暑くなってしまうので、このコンパクトさは快適ですし、長時間着用していても疲れなかったです。それと、本当に音質がいい。このクオリティで3,000円台(※公式オンラインストア価格)と聞いて驚きました。ワイヤードイヤホンって、ものによっては低音が削られて高音がキンキン聞こえがちなイメージがあったのですが、これは重低音がしっかり響いて音の迫力を感じます。耳への密着感も高いので、相乗効果で音楽に深く没入できますね。
絡みにくいウェーブコードと手触りの良い布巻きコードを組み合わせた仕様になっているので、バッグの中でも絡みにくいのが特徴なんです。
確かに! 取り出すときに絡まりづらいのは本当に助かります。マットな質感も可愛くて、今日の撮影ではブルーを着用させてもらいましたが、ホワイトも好みです。
REJAYさんとしては、このATH-CKD30Cをどんなシチュエーションで使うのがおすすめですか?
私は普段よくランニングをするのですが、走りながら使うのもすごく良いなと思いました。音楽を聴くとモチベーションがぐっと上がるのですが、ワイヤレスだと途中でぽろっと落として失くしてしまわないか不安になることもあって。イヤホンならではの耳への密着感とワイヤードの「しっかり繋がっている安心感」があれば、走っていても取れる心配がありませんし、音漏れの心配も少ない。何か頑張りたい時や、自分だけの時間に集中したい時、この安心感と一緒に音楽を楽しんでほしいです。
風景と夕陽に馳せるプレイリスト
「二子玉川って、ただポップなだけじゃなくて、どこか落ち着いた綺麗さと個性的な魅力がある街なんです」。REJAYが選曲した、二子玉川という洗練と落ち着きが同居する街で聴きたい4つの楽曲をREJAYのコメントとあわせてご紹介。
「In Color」Headlights
「オルタナティブロックの要素があって、ドライブ感もある一曲。そこまでポップすぎないので、街でちょっとチルしたい時に聴くのがすごく好きです。私の楽曲『Meant to Be』という曲にも少し通じる雰囲気があります」
「plans?」Asal
「すごく良い意味でのインディー感とバイブスがあって、昔から大好きな曲です。二子玉川の多摩川、緑、そして夕暮れのグラデーションにしっくりはまります」
「for you pages」Tash
「こちらもポップすぎず心地よいチル感がありながら、グルーヴもしっかりある楽曲。この洗練された雰囲気が、二子玉川のオシャレな街並みにぴったりハマる気がして、よくインスピレーションをもらっています」
「How Much Is Weed?」Dominic Fike
「私はドミニク・ファイクが大好きで。インディー感あふれるサウンドでありながら、どこか凛とした美しさがあって。二子玉川の『ただ賑やかなだけじゃない、落ち着いた綺麗さ』に全曲とても合っているなと感じます」
REJAY
北海道ニセコ出身のシンガー。 オーストラリア人である父の影響で、幼少期から様々なジャンルの音楽を聞いて育つ。 13 歳から作詞作曲を始め、YouTubeにアップしたカバー動画の歌声が JQ(Nulbarich)の耳に留まり、2025年に上京し、JQ プロデュースのもとで活動を始める。 影と透明感の両極を兼ね備えた唯一無二な歌声を持つ。2026年7月18日にリリースされた韓国のバンド・OurR(アウォル)の1stフルアルバム『Answer.』収録楽曲の「Dive」に、フィーチャリングゲストとして参加した。
ATH-CKD30C
USB Type-C用イヤホン
Photos:Soichi Ishida
Words & Edit:Mizuki Kanno
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